碁石茶はどこで買える?通販・現地購入の方法をまとめて解説

竹の平ざるに並べて干された、碁石状の黒い茶の塊

※本記事はアフィリエイト広告(楽天)を含みます。効果には個人差があり、体調や治療に関わることは医師にご相談ください。

碁石茶(ごいしちゃ)は日本で唯一の「二段階発酵」のお茶として知られていますが、「どこで買えるの?」と疑問に思う方も多いはずです。生産量が少なく、近くのスーパーや一般のお茶屋さんにはほとんど置いていません。

この記事では、碁石茶を購入できる方法を通販・現地購入に分けて詳しく解説します。

目次

その前に|碁石茶とは、どんなお茶なのか

買う場所の話に入る前に、碁石茶が何者なのかを押さえておくと、値段の理由も、手に入りにくさの理由も腑に落ちます。

二段階の発酵という、日本でここだけの作り方

碁石茶がほかのお茶と決定的に違うのは、発酵を二度くぐることです。

  1. 一段目:カビによる発酵。蒸した茶葉をむしろに広げ、カビを付けて発酵させます(好気性発酵)
  2. 二段目:乳酸菌による発酵。桶に漬け込み、重しをして空気を断ち、乳酸発酵させます(嫌気性発酵)

大豊町の説明によれば、この工程におよそ60日かかります。漬物のような乳酸発酵だけを行う阿波晩茶とくらべても、さらに手数の多い作り方です。

この二段階を踏むお茶は、日本ではほかにありません。「日本唯一の二段階発酵茶」と呼ばれるのは、この意味です。(後発酵茶そのものは、徳島の阿波晩茶、富山のバタバタ茶、愛媛の石鎚黒茶など、ほかにも残っています。碁石茶だけが日本唯一の発酵茶、という意味ではありません)

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名前は、干している姿から

発酵を終えた茶葉は、細かく切って天日で干されます。むしろの上に黒い塊が並ぶその姿が碁石を並べたように見えることから、この名がついたとされます。四角い塊のまま売られているのは、飾りではなく、そういう作り方をしているからです。

実物の写真

文章だけでは形が伝わりにくいので、実物の写真を載せておきます。当サイトが撮ったものではなく、パブリックドメイン(CC0)で公開されている写真です。加工も転載も自由なものを選びました。

小皿に載せた碁石茶の茶葉。四角い黒い塊がそのまま残っている
小皿に載せた碁石茶。四角い黒い塊のまま干されたものが、そのままの形で残っています。「碁石」と呼ばれる理由が分かります(写真:CC0)

思っていたよりごつごつしている、という感想を持たれるかもしれません。粉でも葉っぱでもなく、押し固められた塊です。これを煮出して飲みます。

碁石茶の加工と出荷を行う施設の外観
碁石茶の加工・貯蔵・出荷を行う施設。山あいの町の、ごくふつうの建物です(写真:CC0)

華やかな観光施設ではありません。7〜8軒の農家が作ったものが、こういう場所を通って全国へ出ていきます。「幻のお茶」と呼ばれるものの、実際の姿はこれくらい素朴です。


なぜ、これほど手に入りにくいのか

「近所では売っていない」のには、はっきりした理由があります。作っている人が、ほとんどいないからです。

大豊町によれば、碁石茶を作っている農家は現在7〜8軒ほど。しかも、かつては1軒にまで減ったことがあると町自身が書いています。

一度途切れれば、60日かけて二度発酵させるという手順ごと消えていたはずのお茶です。いま買えること自体が、当たり前ではありません。

だから値段も、一般的な緑茶とは比べられません。生産量が少ないお茶は高い、というより、これは手間の値段です。そう思って買うと、納得のしかたが変わります。


値段の目安(公表されている実際の価格)

相場感がつかみにくいお茶なので、公表されている価格を挙げておきます。

売り方価格
大豊町碁石茶協同組合「本場の本物」認定品50g入 2,800円(税別)
道の駅 大杉での店頭販売100g 5,400円

「本場の本物」は、その土地の伝統的な製法で作られた食品を認定する仕組みです。碁石茶はこの認定を受けています。どれを買えばいいか迷ったときの、ひとつの目印になります。

数十グラムで数千円と聞くと高く感じますが、碁石茶は少量を煮出して飲むお茶です。一度に大量には使いません。一杯あたりで考えると、印象はだいぶ変わります。


現地へ行くなら、道の駅 大杉が確実です

大豊町にある道の駅 大杉では、碁石茶が店頭に並んでいます。食事コーナーでは碁石茶を使った料理も出しており、買う前に味を知ることができる数少ない場所です。

お茶を買いに行くというより、そのお茶が作られている土地の空気ごと体験しに行く。碁石茶のように作り手の少ないお茶では、この行き方がいちばん豊かだと思います。


買ったあと|煮出して飲む、茶粥にする

基本は煮出し

碁石茶は固く締まった塊なので、急須で軽く出すよりも、煮出すほうが向いています。水から入れて火にかけ、色が出てきたら火を止めます。濃く出すと酸味が強く出るので、最初は薄めから試してください。

味の特徴は、大豊町の説明どおり甘ずっぱい香りと独特の風味、そしてタンニンが少ないこと。緑茶のような渋みを期待すると、まったく違うお茶が来ます。

茶粥という食べ方

碁石茶はかつて、山を越えて瀬戸内の地域へ運ばれ、茶粥に使われてきたと伝えられています。米をこのお茶で炊く食べ方です。飲み物としてだけでなく、食事の材料として使われてきたお茶でもあります。

いまも茶粥に使う人はいます。少量で色と香りが出るお茶なので、試してみる価値はあります。


どんな味がするのか|飲んだ人の言葉から

この記事を書いている時点で、わたしはまだ碁石茶を飲んでいません。味について自分の言葉で書けないので、ここでは実際に飲んだ方の感想を並べます。自分で飲んだら書き直します。

買う前にいちばん気になるのは、結局のところ味だと思います。記録を読み比べると、次のようなところに集まります。

  • 「漬物のような香りと酸味がある」
  • 「1杯目はスッキリした感じ。酸っぱいが、思ったほど強くない」
  • 「香りと酸味は見慣れないが、味は癖がなくマイルドでおいしい」
  • 「温かいお茶は酸味と少しクセのある香りがあるが、冷たくすると酸味が気にならなくなる

読み取れること

1. 香りで身構えて、飲むと拍子抜けする。「漬物のような香り」という表現が繰り返し出てきます。ところが味そのものは「マイルド」「癖がない」と書かれることが多い。香りの印象と味の印象がずれるお茶のようです。

2. 温度で酸味の感じ方が変わる。これは実用的な情報です。温かいと酸味が立ち、冷たくすると引っ込む。最初の一杯で「酸っぱい」と思ったら、次は冷やしてみるという手が使えます。同じ後発酵茶の阿波番茶でも、同じことが言われています。

3. 飲み物としてより、食べ物と一緒に。茶粥やお茶漬けに合うという声が目立ちます。単体でごくごく飲むお茶というより、食事の脇にあるお茶として使われてきたのだと思います。

大豊町自身は、味の特徴を「甘ずっぱい香り、独特の風味、そしてタンニンが少ないこと」と説明しています。飲んだ人の言葉と、産地の説明が同じ方向を指しています。

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買う前に確かめたい三つのこと

  • 産地の表示。高知県大豊町産かどうか。中国のプーアル茶など、別の後発酵茶と混同されることがあります
  • 形状。塊(ブロック)か、刻みか、ティーバッグか。初めてならティーバッグか少量の刻みが扱いやすいです
  • 量と価格の釣り合い。上の目安と比べて極端に安い場合は、何がどれだけ入っているかを確認してください

体調に不安のある方へ

碁石茶は乳酸発酵を経たお茶で、有機酸を含みます。腸が敏感な方は、飲み始めに薄いものを少量から試してください。この考え方は、同じ後発酵茶である阿波番茶と共通です。

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また、カフェインについては「少ない」と語られますが、ゼロではありません。妊娠中の方など、はっきりゼロが必要な場合は、原料からカフェインを含まないお茶を選ぶほうが確実です。

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※ 製法・生産者数・価格は、高知県大豊町および道の駅大杉が公表している情報にもとづいています(2026年8月確認)。価格や取扱いは変わることがありますので、購入前に各販売元でご確認ください。


碁石茶を購入できる場所まとめ

碁石茶を購入できる主な場所は、大きく「現地(高知県大豊町)で買う」「通販で買う」の2つに分かれます。それぞれの特徴を見ていきましょう。

現地・高知県大豊町で碁石茶を買う

碁石茶の産地である高知県大豊町を訪れると、地元の農産物直売所や道の駅で購入できます。生産農家から直接買えることもあり、新鮮でバリエーション豊かな碁石茶と出会えます。

大豊町は高知市から車で約1時間。四国山地の自然に囲まれた美しい町で、碁石茶を買いながら観光を楽しむこともできます。

道の駅大豊での購入

大豊町内にある「道の駅大杉(おおすぎ)」では、碁石茶をはじめとした地元の特産品が並んでいます。複数の農家の碁石茶が揃っており、飲み比べセットなどの商品も見つかることがあります。現地を訪れた際はぜひ立ち寄ってみてください。

高知県内のお土産店・道の駅

高知県内の大型道の駅や観光地のお土産コーナーでも、碁石茶を扱っているところがあります。高知市内の「ひろめ市場」や、県内の観光施設でも見かけることがあります。高知を旅行する際にはチェックしてみましょう。

楽天市場で碁石茶を通販で購入

高知県まで足を運べない方は、楽天市場などのネット通販が便利です。大豊町の生産農家が出店しており、自宅にいながら本物の碁石茶をお取り寄せできます。

🍵 楽天市場で碁石茶をお取り寄せ
楽天市場では、大豊町産の碁石茶が複数のショップから購入できます。量り売り・ティーバッグタイプ・ギフトセットなど種類も豊富です。

▶ 楽天市場で碁石茶を探す

生産農家への直接注文

大豊町の生産農家の中には、ホームページや電話で直接注文を受け付けているところもあります。よりこだわった碁石茶を求める方や、まとめて購入したい方は農家への直接注文も検討してみてください。

碁石茶の選び方と購入時の注意点

いざ碁石茶を購入しようとしたとき、どれを選べばいいか迷う方も多いと思います。ここでは碁石茶の選び方と、購入時に知っておきたいポイントをまとめます。

碁石茶の形状|棒状・粉末・ティーバッグ

碁石茶は主に以下の形状で販売されています。

  • 棒状(ブロック)タイプ:伝統的な形状。煮出して飲む本格派向け
  • 粉末・刻みタイプ:少量から試せて便利。量を調整しやすい
  • ティーバッグタイプ:手軽に飲みたい方向け。初めて飲む方にもおすすめ

初めて碁石茶を試す方には、ティーバッグタイプか少量の粉末タイプがおすすめです。

碁石茶の価格帯の目安

碁石茶の価格は生産量が少ないため、一般的な緑茶と比べると高めです。

  • 少量パック(20〜30g):800〜1,500円程度
  • 中量パック(50〜100g):1,500〜3,000円程度
  • 大量・ギフトセット:3,000円〜

初めて購入する場合は、少量パックで試してみることをおすすめします。

贈り物・お土産としての碁石茶

碁石茶は「日本唯一の二段階発酵茶」という希少性から、お土産や贈り物としても喜ばれます。日本のお茶に詳しい方へのプレゼントとして、碁石茶はとても喜ばれる一品です。

パッケージがきれいなギフトセットも販売されているため、特別なプレゼントを探している方にも最適です。

碁石茶の保存方法

碁石茶は直射日光・高温多湿を避け、密封容器に入れて常温保存してください。開封後は早めに使い切ることをおすすめします。また、発酵茶特有の香りが移りやすいため、においの強いものの近くに置かないようにしましょう。

碁石茶のほかにも、日本各地には個性豊かなお茶が多数あります。日本のお茶産地マップでは、産地別にさまざまなお茶を紹介しています。ぜひあわせてご覧ください。

碁石茶購入まとめ|希少な発酵茶を手に入れよう

碁石茶は一般のスーパーではほとんど手に入りませんが、楽天市場などの通販を利用すれば自宅にいながら購入できます。現地の高知県大豊町を訪れる機会があれば、生産農家が作りたての碁石茶を直接購入するのもおすすめです。

日本で唯一の二段階発酵茶として、一度は試してみる価値のある特別なお茶です。ぜひこの機会に碁石茶の世界を体験してみてください。

🍵 碁石茶を購入する
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