お茶の話は、どこまでが確かめられたことで、どこからが言い伝えなのかが混ざりがちです。このページは、日本巡りが記事を書くときに実際に開いている、公的機関・研究機関・茶業団体のサイトをまとめたものです。「本当にそうなの?」と思ったとき、ここから自分で確かめられます。
📌 ここで紹介するのはすべて公的機関・研究機関・業界団体の公式サイトです。アフィリエイト広告は一つも含まれていません。
① お茶そのものを調べる
1. 茶ガイド(全国茶生産団体連合会)|お茶の種類・産地・淹れ方の総合案内
全国茶生産団体連合会が運営するお茶の案内サイト。日本地図に都府県ごとの銘茶を並べた「産地マップ」が見どころです。緑茶をはじめとする種類の違い、産地、淹れ方、選び方と保存、栽培と製造の工程、成分と機能性、表示に関わる法律まで、ひととおり載っています。「このお茶は何者か」を最初に調べる場所として使っています。
2. 公益社団法人 日本茶業中央会|生産・消費・輸出入の統計
茶の生産量、価格、消費、輸出入の統計をまとめた「茶関係資料」を毎年公開しています。ほかに緑茶の表示基準、日本茶GI(地理的表示)の規程なども。「日本のお茶がいまどれくらい作られているか」を数字で言いたいときは、ここが出どころです。
3. 農林水産省|茶の生産と政策
茶の作付面積・生産量の統計、産地の取り組み、輸出振興などの一次資料。産地の記事を書くときの土台にしています。
→ 農林水産省(サイト内検索で「茶」)
② 成分とカフェインの数値を確かめる
4. 食品成分データベース(文部科学省)|カフェイン量を実数で引く
日本食品標準成分表をそのまま検索できるデータベース。当サイトが「ほうじ茶のカフェインは浸出液100mLあたり20mg」のように数字を書くとき、その出どころはここです。せん茶・玉露・番茶・ほうじ茶・紅茶を並べて比べられます。お茶の健康の話でいちばん使う場所です。
5. 日本食品標準成分表(文部科学省)|成分表そのものと改訂の経緯
上のデータベースの元になっている成分表の本体。何年版の数字を使っているのか、どこが改訂されたのかを確認できます。数字を引用するときは、版まで見ておくと間違えません。
③ 健康の話を、鵜呑みにしないために
6. 「健康食品」の安全性・有効性情報|素材ごとの科学的根拠
国の研究機関が運営するデータベース。素材の名前で引くと、これまでにどんな研究があって、何が言えて何が言えないのかが整理されています。「効く」と書かれているものを疑いたいとき、最初に開くところです。当サイトが「期待できること」と「期待しすぎないこと」を分けて書けるのは、ここがあるからです。
7. PMDA(医薬品医療機器総合機構)|薬との飲み合わせ
医薬品の添付文書や安全性情報を公開しています。薬を飲んでいる方が、お茶や健康茶を日常的にとってよいかを考えるときの確認先。当サイトが「治療中の方は医師にご相談ください」と書くのは、ここを見ると相互作用が現実の話だと分かるからです。
8. J-STAGE|日本の学術論文を無料で読む
国内の学会誌・研究論文を横断して検索できます。阿波晩茶や碁石茶のような後発酵茶は、地域の研究機関が論文を出していることが多く、伝承と研究のどちらの話なのかを切り分けるのに役立ちます。
→ J-STAGE
④ 買うとき・困ったとき
9. 消費者庁|機能性表示食品と、広告表示のルール
機能性表示食品の届出情報を公開しています。パッケージに書かれている効果が届け出られたものなのか、ただの宣伝文句なのかを確認できます。景品表示法の考え方も公開されているので、書く側としても常に見ています。
→ 消費者庁
10. 国民生活センター|健康茶・健康食品のトラブル事例
実際に起きた相談事例と注意喚起が読めます。定期購入の落とし穴や、体調を崩した事例など、売る側が書かないことがここにあります。困ったときの相談窓口でもあります。
→ 国民生活センター
日本巡りが記事を書くときの決めごと
- カフェインなどの数値は食品成分データベースの実数を使い、版まで確認する
- 健康の話は「期待できること」と「期待しすぎないこと」を必ず分けて書く
- 伝承・言い伝えは、伝承だとわかる書き方にする(研究で確かめられたことと混ぜない)
- 持病のある方・薬を飲んでいる方・妊娠中の方には、判断を任せず医師に相談してほしいと書く
- 自分で飲んだ感想は、感想だとわかる書き方にする
それでも間違いはあります。おかしいと思われたところがあれば、お問い合わせからお知らせください。確認して直します。
※ 各サイトの内容・URLは変わることがあります。リンク先が開かない場合はお知らせいただけると助かります。(最終確認:2026年8月)